中古カメラ選びは「情報量」がすべて。
状態の差が価格に大きく影響し、同じモデルでも当たり外れが大きい世界です。
しかし、正しい知識さえあれば、
「新品より高品質で安い最高の1台」
を手に入れることができます。
この記事では、カメラ歴10年以上の筆者が
“失敗しない中古カメラの選び方” を完全ガイド します。
これを読めば、
✔ どこで買うべきか
✔ どこをチェックすべきか
✔ 絶対に避けるべき落とし穴
がすべて分かります。
1. 中古カメラは“当たり”を引くとコスパ最強
中古カメラ市場は、
「状態は良いのに価格が安い宝石のような1台」
が普通に眠っています。
特に日本の中古カメラは世界的に品質が良く、
海外からの買い付けが多いため価格が動きやすいのが特徴。
そのため、
正しい知識を持っている人だけが“良い個体”を掴める世界
と言えます。
2. 【最重要】中古カメラ購入前に必ず確認する10項目
① シャッター回数
車で言う「走行距離」。
少ないほど当たり。
調べ方:
- Canon:ShutterCount
- Nikon:ShowExif
- Sony:専用アプリ or 店舗に確認
② カビ・クモリの有無(レンズ)
光を当てて角度を変えて確認。
- クモリ → 写りが甘くなる
- カビ → 再発しやすい
- バルサム切れ → 修理費高い
レンズは“状態=写り”です。ここは妥協NG。
③ 外観のキズ・アタリ
落下歴があると内部ズレの可能性あり。
- 角の潰れ
- 変形
- 大きい打痕
は避けるべき。
④ ファインダーの汚れ
EVF(ミラーレス)では少ないものの、
光学ファインダーはカビ・チリが多い。
視認性に影響するため要チェック。
⑤ センサーの汚れ
F22で白壁を撮影 → 黒い点があれば要クリーニング。
店舗によっては無料でしてくれることもある。
⑥ 動作チェック
- AFが滑らかに動くか
- 手ブレ補正の異音
- ボタン反応
- 起動速度
「電源が入る=正常」ではないので要注意。
⑦ モルトの劣化(フィルムカメラ)
- ベタつき
- ボロボロ崩れる
コレは交換費用がかかるので、初心者は避けたほうが無難。
⑧ レンズのAF・MF切り替え動作
スイッチの接触不良は意外と多い。
⑨ 付属品の有無
箱・ストラップ・充電器などが揃っていると
売却時に高値がつきやすい。
⑩ フラッシュ・Wi-Fiなどの周辺機能
特に中古コンデジはフラッシュ不良が多いので要チェック。
3. 中古カメラはどこで買うべき?【安全度ランキング】
▼安心度SS
● 大手中古専門店(難波・新宿・秋葉原など)
- マップカメラ
- Fujiya Camera
- キタムラ
- 中古カメラBOX
→ 検品が厳しく、保証が厚い。
→ 初心者はここ一択。
▼安心度A
● メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ
- 当たり外れは大きい
- 個人出品なので状態説明が曖昧
- 明らかに安い商品は「理由がある」と思った方が良い
▼安心度B
● 海外ショップ(eBayなど)
- レア品は手に入りやすい
- ただし関税・返品不可がネック
4. 中古カメラを“掘り出し価格”で買う方法
● 価格推移をチェックする
→ 価格.comより、
ヤフオク落札相場の方がリアル。
● 夜10時〜深夜1時が狙い目
入札が伸びにくい時間帯。
● 新モデル発売直後は旧型が落ちる
例:
- Sony α7シリーズ
- Fujifilm X-Tシリーズ
- Canon EOS Rシリーズ
5. 初心者におすすめの“失敗しない中古カメラ”5選
● Sony α6400
・AF最強
・軽い
・動画にも強い
初心者〜中級者で失敗しない鉄板。
● Fujifilm X-S10
・手ブレ補正あり
・色が美しいフジカラー
・小型で持ちやすい
● Canon EOS RP
・フルサイズ最安級
・ポートレートが超綺麗
● Nikon Z5
・手ブレ補正
・コスパ最強クラス
● フィルムなら Olympus μ(ミュー)シリーズ
・軽い
・写りが安定
・海外需要が高い(転売しやすい)
6. 中古カメラ購入で絶対に失敗したくない人へ
この記事を参考にすれば、
あなたが中古カメラ初心者でも
“プロの選び方”ができるようになります。
そして、もしあなたが
「安心・良品質の中古カメラを手にしたい…!」
と考えているなら、以下の選び方が鉄板です。
7. 【まとめ】中古カメラは“知識がある人だけ”得をする世界
● シャッター回数
● カビ・クモリ
● 外観のアタリ
● センサー汚れ
● 動作チェック
これらを確認するだけで、
失敗する確率は一気に下がります。
中古カメラは“正しい知識”があれば、
新品より良い個体を安く買える最強の選択肢 です。
ぜひこの記事をブックマークして、
次のカメラ選びに役立ててください。

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